カーナビと競争
私の父は念願のカーナビを車につけたばかりです。
どこへ行くにもカーナビを使っているようです。 先日、父の車に乗せてもらった時のこと。
父は目的地をカーナビに入れると、「ようし、競争だ」とつぶやきました。 不思議に思ってみていると、カーナビとは違う方向に曲がり出す父…。
せっかくカーナビをつけているのに、なぜ使わないのだろうとビックリしました。 その後も、ことごとくナビとは違う方向へ運転するのです。 父は、「カーナビの到着予定時刻よりも早くついてみせる!!」と言ってにこにこしているのでした。
自分の知っている道でたどり着くのと、カーナビが指示する道でたどり着くのと、どちらが早く着くのかいつも競争をしているとのこと。 こんなゲーム感覚の使い道もあるのか…と思わず納得です。
私は、気をつけて運転してね…と父に注意して、助手席のシートベルトを握りしめたのでした。
車にスマホと取り付け
私もカーナビをたまに使うのですが、どう考えても最短ルートではないだろうという指示が出る時があります。
その時は、カーナビを無視して自分が最短と考えた経路を走るようにしています。
カーナビがどういったシステムで最短経路を決めているのかは定かではないですけど、まだまだ開発の余地がありそうです。 基本的にソフトウェアでアルゴリズムは作られているので、こういった機能もソフトのアップデートをすると改善はしてくるのだと思います。
今は、カーナビ専用機を買わないで、スマートフォンアプリで代用をしている方が多いそうです。 さすがにスマホは専用機の性能には及ばないとは思うけど、目的地にまで的確に行ければ、高い専用機を買う必要性はないと思います。